破れわらじ2013年03月07日 09時18分45秒

此のたび、新しくブログを立ち上げました。
URL http://www.yaburewaraji.com
日本名…「破れわらじ」です。
ブログも「新路傍の石」として引き続きお目通しいただければ幸いです。

[平成24年08月07日]no.702012年08月07日 13時17分53秒

小沢氏代表「国民の生活が第一」結党(朝日7/12)。
各メディアの世論調査によると、
あまり期待されていない、継子扱いの政党のようです。
従来の二大政党政治が終焉をつげ、
ヨーロッパ並みの多党政治が始まったのです。
新しい政党は、野党では自民党に次ぐ、野党第二政党になるわけです。
継子新政党は、必ず今の民・自・公の連携に綻びを生じさせます。
キャスティングボードを握った政党になり、
継子の汚名が取れるに違いないと思っているのですが、
政治の選択肢が増えることは望ましいことではありませんか?
消費税成立に向けて、政争は息を潜め合って、
お互いの出方を探っている様子がしますが、
あまりに静かなので、拍子が抜ける此の頃です。
不協和音が出てきました(8/5)

イギリス、ロンドンでのオリンピックが始まりました。
開会式を見ていての感想は、
イギリスはビートルスを生んだ先鋭的な文化の匂いがする
大英帝国のイメージでしたが、それは産業革命後の世界であって、
イギリスは農業国であった事を改めて知らされました。
EUの主要国であるイギリス、フランス、ドイツの
連携の困難さを知らされた気がします。
色の変化に乏しくサプライズがないと、
橋下大阪市長に言わしめた
「大阪文楽には脚本家がいない」の言葉を思い出しました。
どんよりとした「霧の街ロンドン」です。
ランランと輝く太陽の下というよりも、雨傘が似合う風情です。

四年に一度のオリンピックを今回は斜めから冷めた感覚で眺めています。
銅メダルを取ったにも関わらず、目標とした色と違うからと
笑顔一つ浮かべない選手が沢山いました。
オリンピック選手に選ばれたことは、それだけで
「国民の憧れのスター」だと思うのです。
私たち国民は、その憧れのスターが一生懸命頑張って欲しいと、
願いを込めて応援をしています。
例え、メダルに手が届かなかったとしても、
「良く頑張ったね!」と労いの応援をするのです。
だからこそ、選手達の「精一杯、頑張ったぞ!」という言葉に
応援団は癒されるのだと思うのです。
特に柔道がダメです。
リーダーが体育系の固い頭では、時代に取り残されてしまいます。

印象に残った選手とチームは、一番が「なでしこジャパン」です。
経営にみるなでしこの強さ(日経ビジネス7/23号)によると、
北京五輪に向けて、「ベスト4」という中期目標を設定し、
イノベーションというべき、従来のボールを外に蹴り出す戦術から、
ボールをあえて中央に集め、守備を攻撃に変えて目標を達成し、
ロンドン五輪では、「世代を越えた選手の融合」の
集大成がみられるそうです。

水泳・サッカー・体操の躍進ぶりと柔道の凋落ぶりが目立ちました。
指導者の資質の結果が顕著にあらわれてしまった気がしました。
柔道は絶対に金を取らなければならないと、
全ての選手が思い込んでいるようです。
指導者は、柔道を世界に合わせてイノベーションが出来る
柔軟な頭脳(体育会系の固い頭では時代に遅れをとる)の
持ち主でなければ、選手が可哀そうです。



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[平成24年07月07日]no.682012年07月07日 09時24分06秒

政府が原発を再稼働させず廃炉にすると決めた場合、
電力会社10社のうち4社が資産より借金が多い「債務超過」になる、
という試算を経済産業省がまとめたことが
分かったと(6/18朝日)が報じました。
何と合計で4兆4千億円の損失が出てしまうそうです。
債務超過になれば上場が廃止されます。
国民にとって、電気エネルギーの安定供給に
不安が出ればどうなるのでしょうか?
政府が再稼働を急ぐ理由が分かったような気もします。

小沢元代表、新党の構え(6/22日経)と報じられています。
もともとマスコミは小沢さんに批判的論調が多いような気がします。
私は消費税の増税には賛成です。
けれど、自民党・民主党・公明党と揃って賛成とはおかしなものです。
国民の選択(増税に賛成か反対か)の自由を奪ってしまう連携は、
政治家の役目を捨ててしまった愚行そのものと思えてなりません。
しかし今回の増税論の主役は何処にいるのでしょうか。
消費増税衆院を通過(6/27日経、朝日)と、
民意届かない民主・政権交代が終わった日(6/27東京)と
異なった目線で報じられました。
これは一つの通過点に過ぎず、政治のゴタゴタは未だ続くのでしょう。
その延長線に民主、衆院37名を除名(朝日7/4)、
次の一手を小沢さんが打ち、その結果どうなるか?
二週間先が楽しみです。

それにしても、マスコミの小沢バッシングには凄まじいものを感じます。
あたかも、原発に対しての官僚(経済産業省)の統制でした。
今回週刊ポスト(7/13号)では、
「小沢を消せ」と命じ続ける本当の黒幕。
「この政治家は危ないから排除しよう」というような
アメリカも絡んでの官僚による政治家支配の談合が
始まっていると報じていました。
少なくとも、民主党が、自公民と組んで税金をあげようとしている
真の目的を冷静に見つめる必要があると思っています。
野田さんは、浮気はしません(税はあげない)と
宣言したにもかかわらず、浮気をした(税を上げた)。
だから正妻が家を出たのに、
裏切りだから離婚(造反だとの除名)ですが、筋が通っていますか?

やっと6月末日をもって、
国際ロータリー第2750地区東京狛江ロータリークラブ会長の
襷を次年度に渡せました。
入会歴21年になるのですが、
出席については不良会員で欠席が多いクラブライフでした。
ロータリー年度は7月から新年度が始まるのですが、
二年前の11月末には会長エレクトが決まり、
三年前の11月会長ノミニーとして選ばれる制度なので
いろいろと長期にわたり拘束されるのですが、
実質的には一年半の役目が終了したのです。万歳です。
会長職で大変なのは、例会(毎週金曜日12時半開始)の
開会点鐘(鐘を敲く)をしなければならないので
欠席が出来ないことです。
どの地域でも、法人会・商工会・消防団等という組織がありますが、
全ての地域組織には上部団体があります。
その上部の指示で活動する縦社会組織です。
ロータリークラブも同じ体質の組織です。
上部組織が硬直化しているのでその会合さえなければ、
良い組織なのですが…。困ったものです。

[平成24年06月7日]no.672012年06月07日 08時36分01秒

私は、政府の今の迷走ぶりは、日本の将来ビジョンが国民に
示されていないことにつきると思っています。

生き残りをかけて必死な中小企業ですら、
V⇒P⇒D⇒Cを繰り返して成長していくものです。
ビジョン(V)なくして、何も始まらないのです。
ビジョン(V)を達成させるための計画(P)を立て、
実行(D)に移すのが普通のパターンです。
それなのに政府は手抜きして、ビジョン(V)の提示と、
プラン(P)の説明が省略されて、いきなりの実行(D)ですから、
国民はさっぱり理解出来ないでいます。
トップダウンが当たり前のアメリカ的体質であれば
許されるのですが、日本での官僚優先体質(お上の言うことに従え)も
見方を変えたトップダウンだと思うと少し違和感があります。
私は、消費税増税には賛成です。
幅広く平等に税を徴収できるからです。
贅沢しなければ、逆に節約ができて貯金が増えるかもしれない
とすら思っています。

会社経営での紛争原因は大きく四つに分類されます。
①「部分最適」と「全体最適」
②コミュニケーション不足
③ボトルネック
④人材育成(任せる)
この四つです。(参考幣著「あえて小さく生きる」。)
この四つが根源の問題は、すぐには解決できません。
熟成するまで時間がかかってしまうので、
辛抱強く解決の道を探るしかないのです。
原子炉再稼働問題は①に該当して、
立場によって答えは違ってきます。
解決策はお互いに理解し合うことです。
野田首相と小沢元代表のすれ違いは、人格の違いで、
国民の為に苦労するか、やりくりを楽(自分が楽になる)にするかです。



民主主義の矛盾(平等に見えそうだけれども)

1.オリンパス問題
①損失隠し問題で経営が悪化してしまい、提携先がソニーか
パナソニックに絞られているようです。
結果的には従業員の一割が削減されるようです。
業績が落ちたとしても、リストラの必要性が本当にあるのがどうかは
霧の中です。経営の失敗を従業員に取らされるのが、
アメリカ的民主主義の正道とは理解できるのですが・・・。

②旧経営陣に対しての損害賠償請求訴訟は
時間のかかる問題で、本当に実行されるのでしょうか?
経営者側としても、自分の利益をねつ造したわけではないので、
そこまで請求されると、困ってしまいます。
従来の給与はそこまでの補償はないでしょうから。

③元社長のマイケル・ウッドフォード氏が、
解雇されたことで損害賠償を求めた裁判での、
和解金は12億4千万だと言われています。
結果的に一番得したのは、提携先(ソニーかパナソニック)でダントツです。
二番目がウッドフォード氏です。
旧経営陣はどうでしょうか?
一番の貧乏くじを引かされたのはリストラされてしまう社員でしょうが・・・。

2.「脱原発」を掲げた民主党議員に対して、
東京電力労働組合の新井行夫中央執行委員長は、
労働組合大会に来賓として出席し「裏切った民主党議員には、
報いをこうむってもらう。福島の第一原発事故に対して、
(東電に)不法行為はない。国の認可をきちっと受け、
現場の組合員はこれを守っていれば安全と思ってやってきた」
と挨拶したそうです(5/30朝日)。私達一般庶民の選挙の際は、
それぞれの候補が掲げた公約を良く読んで選んでいました。
ところが、団体(当たり前の話ですが…)では、推薦という餌をつけて、
自分達だけの利益誘導がされているのです。
しかも、これだけの世界的事故を起こしたにも係わらず、
当事者達は堂々と自分達の正当性を主張している姿は、
異様に映ってしまいます。東電関係者は堂々と自分達の
正当性を主張し、故郷を失った被害者達には、
補償金を払って終わりでは、あまりにも虚しい話だと思うのですが。

3.銀行儲けすぎの実像(日経ビジネス5/28号)
三菱UFJ銀行の利益はトヨタ自動車の約3倍にもなるそうです。
また、銀行の利益は三メガバンクだけで2兆円に達し、
しかも、それは、国債売買益によるものだそうです。
日本の銀行全体では相当の金額に達するでしょう。
このたびの消費税増額の相当部分が赤字国債の
金利(銀行に流れ込む)支払に向けられるとしたら、
本当に国民は増税による幸せを体感できるのでしょうか?

[平成24年05月7日]no.662012年05月07日 14時43分25秒

一般的国民の多くが原子力体制に疑問を感じている中で、
定期検査で停止中の関西電力大飯原発に対し、
野田政権は関係閣僚会議で安全性を最終確認し、
再稼働することが妥当だと判断しました(4/14 朝日)。

将来を決する大問題をこのように急いで判断してしまい、
これがこれからの日本の大きな地殻変動の
出発となるのではないか、と懸念しています。
国民の意思を尊重しながら、
検討する時間はまだまだ十分にあると思うのですが…。

原発ゼロ分岐点(5/6 朝日)国内全50基停止ばかりか
「電力選ぶのは私達」とマスコミを賑わしています。
たった二週間でこのように様相は変わってきました。

私達は民主的といわれる自分本位の考えを
堂々と主張出来る体制は、
この対立思考(原発再稼働の是非)による争いを好むものです。
他の意見に従うことは、従属的な自分に反発して
敢えて批判的発言をしてしまうのを、
民主主義と考えている傾向にあります。

先般の郵政民営化の問題と同じように
国民は必ず意見が二つに分かれます。
しかも教育の程度、知識の程度、自分が今置かれている立場に
関係なく意見が分かれてしまうのです。
多分どの組織、どの国でも、人が集まれば
意見は分かれてしまうのでしょう。
意見が分かれた場合の採決方法として
多数決という手法があるだけで、
それが正しいかどうかとは、無関係なのですから、
少数意見、少数民族はどこまでいっても報われない結果となります。
少数派は我慢するのが民主主義なのです。

原発再稼働問題は、災害を実際に受けた国民の立場と、
世界の中での技術立国(政治的指導力は皆無に等しい)としての
日本という立場(敗戦以来のアメリカの従属的立場)は全く違うので、
我々凡人の国民は何故再稼働なのか皆目わからないのです。
多分、国民には知らせていない、
多くの再稼働しなければならない事情があるものと邪推しています。

小沢一郎議員の無罪判決が言い渡され、
後援者達が涙を流し喜んでいた映像は何を意味しているのか。
鈴木宗雄議員の外務省関連問題も今になってみれば、
蟹が殆ど韓国に流れ日本の関係者(蟹好き)が報われず、
対ソ外交も悪化したのが現実です。

最近読んだ本に
「だから損する日本人」ユダヤ人国際弁護士が斬る!(石角完治著)
があります。
石角氏によれば、日本の書店には「ハウツー」本が溢れています。
言い換えると対処方法論の解説で、欧米人は聖書に基本に据え、
そこにある基本精神に忠実にあろうとするそうです。
基本理念に乏しい日本人はすぐに諦めてしまい、
だから、国際的には信頼されないそうです。
必要なのは加点(日本人は減点主義の教育で育っている)に
向けての「I have a dream」という発想が大切だそうです。

日本では、「いい人」は「いい人」で、「悪い人」は「悪い人」。
しかし、ユダヤ社会では、
「いい人に見えるいい人」と「いい人そうに見える悪い人」、
「悪い人そうに見えるいい人」と「悪い人そうに見える悪い人」
の4タイプがいることをはっきりと教えます。
善の裏側には必ず悪の側面もあり、
裏表二面の駆け引きをしているのが世界の常識なのだ。
そのような視点で、今の政治家を見直せば、
小沢一郎議員とか鈴木宗雄議員は「悪い人そうに見えるいい人」で、
野田総理は「いい人そうに見える悪い人」でないことを願うばかりです。

どんなに厳しい環境にあろうとも、未来を信じ「幸せになる」という当たり前の夢を掲げながら生き抜きたいものです。

[平成24年04月7日]no.652012年04月09日 08時21分35秒

旬の出来事は何といっても政局です。
雌雄を決した昔の関ヶ原の戦いの様相を呈してきています。
民主党(与党:徳川)と自民党(野党:豊臣)が丁度入れ替わった姿も…。
天下分け目の戦いは全国レベルでないと決まりません。

今の国会に18年ぶりに消費増税法案(3/30)を
国会に提出されたことで、議員さん達は消費税の是非を
討論しあいながら時間を着実に消化させています。
その間に緊急に解決しなければならない難問が
山積みにされています。
原発推進賛否・津波対策高地移転賛否・
地震対策推進賛否・放射能汚染ガレキと除染対策賛否・
東電の値上げ・復興の遅れ等々あるなかで、
何から始めるかの縦順番で整理すると、
なにから手をつけたらよいのか迷って、
迷っても皆(国民・官僚・議員)目分からないのです。
私達国民は、嗜好がそれぞれ違うので、
例えが非常に悪いのですが、大好きなお寿司を目の前におかれ、
雲丹・いくら・トロ・赤み・アナゴの食べる順番を
考えているようなもので、どれを一番と決めても
必ず反対の意見が出るので順番は決まりません。
言い換えると、不動の理念とリーダーシップを
備えた政治家がいないということです。
それが今の日本の現状です。

少し前にもあった戦いは、郵政民営化賛否の
全国区レベルの政治ショーでは小泉自由民主党が大勝して
日本を大きく変貌していきました。
今度は、消費税での決戦です。
消費税導入については、国会議員誰もが必要と
認めている現実があります。
国民でさえ分かっているのですが、
先ずは経費削減が先とするか、解散を先にするかで
ダダを捏ねている姿は面白いものです。
何れにしても、この後の選挙での
領地拡大(自派議員の拡大)を目指しての、
党籍離脱・役職離脱・派閥分裂等の国民を如何にして
自分に引き付けるかの演技の最中です。
亀井さん、小沢さん、野田さん、岡田さん、谷垣さん、
阿部さん等の出番と結果予想を楽しんで下さい。

野党である自民党が消費税10%を
前回の選挙で掲げてしまっていたので、
なにをいっても反対はできない筈なのに、
反対を主張の振りをしているとしか見えてなりません。
与党である民主党もマニフェストで
消費税の導入に反対しているにも係わらず
約束を反故にして導入の閣議決定を目指し、
小沢派が断固反対を唱えているのですが、
政治ショーに見えてなりません。

外国に目を転じると、デモ、ゼネストが多発しているのに、
日本は不思議なくらい冷静ではありませんか?
目くじらをたてて反対しているグループもあるでしょうけれども、
ゼネストといわれる反対運動は起きる気配もありません。
そう言われて改めて廻りの人達の反応はどんなものかと見回すと、
あきれる程興味を示しません。
ただマスコミが是非のアンケート調査の結果を
煽っているだけかもしれません。

よりによって、この混乱している時期に、
首都直下の地震を調べてきた文部科学省プロジェクトチームは
新しい震度分布図を公開し、各紙新聞に大きく報道されました。
東京では、江東区・江戸川区・大田区、
神奈川では川崎市・横浜市などの地名があがりました。
この住民達はどうすればよいのでしょうか?
これも、原発再開を大きく遅らせる手法かと勘繰ってしまいます。
何れも政治ショーだと割りるなど、
深く考えないで楽しむ方法を見つけて下さい。


今回は政治の話ばかりになってしましました。
ゴルフの話は、また次回。

[平成24年03月7日]no.642012年03月07日 08時39分42秒

東日本大震災と福島原発事故発生から一年が過ぎてしまいました。
原発本体施設の修繕は夢の夢物語であり、
瓦礫処理方法でさえも未だ解決策がみつからないようです。
自分の傍では危険だから反対という立場が多いのです(部分最適と全体最適問題)。
多分、世界中でも同じでしょうが、人間は
自分の近くにしか興味は湧かないようで、
自分さえ良ければそれで良いとする極めて自己中心型の考えの人が
多くなっているようです。
この自分さえ良ければ良いとする問題は解決不能の問題です。
マスコミは芸能ゴシップ/オセロ中島問題の追っかけとか、
原発再開にむけての東電擁護報道に
何時までも時間を潰すのではなく、
我儘な自治体(住民)に対して如何に全体最適方法
(瓦礫処理を多くの自治体で請け負うことが日本の再生を早める)の
採用に自然に向けるような社会的教育を実行して貰いたいものです。
これこそがマスコミしかできない使命だと思うのですが…。

ギリシャ問題にしても、国民は赤字にも係わらず
今まで奮発して貰っていた給与が、
急に減額されてしまう現実に対する怒りが爆発しているので、
騒動はなかなか収まりません。
第三者(EU)から眺めれば国の金庫にお金が無くなっていくのが
見えるのだから、国民はもっと自覚しろよと言いたいのでは…。
残念なことですが、国籍を問わず多くの人は先の心配をするよりも、
今という現実の生活を優先してしまうのでしょう。

そういう日本でも赤字国債が1兆円を越える今日、
社会保障費が右肩上がりのため消費税の増税案が
審議されています。
お腹が赤字で大分膨らんできているから
ダイエットが先だと、いや食欲をみたすのにお金が必要だから
増税が先だと意見が真っ二つに分かれて喧々諤々です。
どっちがよいのか分かりません。

仮定の話ですが二つの意見が相反する場合に
どうすればよいのでしょうか?
どこかの総理が(51対49でも正しいことは粛々と実行する)
宣言していました。
私はこの民主主義というあたかも正しいように見える方法が
間違い(只今発売中のダイヤモンド社発刊の私の著書
『あえて小さく生きる』\1,260.-参考…宣伝してしまいました)
だと思えてなりません。
49の意見は無視してはいけないのです。
ではその解決策は非常にシンプルです。
反対が49もあるのであれば強行してはいけません。
言い換えれば消費税の増税は、反対者を説得出来るまで
してはいけないのです。

経営的思考で考えれば、「出を制して入りを計る」が原則です。
これを「入りを計り出を制す」は破たんに進む経営者です。
「出を制す」とは現在の出を止めることです。
将来の約束では意味がないのです。
それでは、社会保障費の増加分をどうして賄うのですか?
これも回答はシンプルなのです。
増加分はいろいろと工夫をして押さえる第一案、
若しくはムダな経費を削減して必要分を捻出するという
第二案しかありません。
第三案があるとすれば、第一、第二の折衷案です。
これが欧米にはない和を大切にする日本文化なのです。

これは経済問題ですから簡単に答えがでるのですが、
政治の世界では全く違います。
政治家は選挙対策が全てに優先するので、
国民に如何に「リップサービス」をするか、
特に高齢化社会になっての年金既得権層への配慮が必要だと
思われていて、これから日本を背負う若者たちへの
配慮が非常に少なくなっています。
若者たちが希望をもって頑張れる社会に変えていきたいものです。
政治は権力闘争であり国民から離れた非常に難しい問題です。

[平成24年02月7日]no.632012年02月07日 13時50分39秒

早いもので あっという間に一カ月が過ぎていきました。
しかも先月は賀詞交歓会という名のもと、
殆ど同じような顔ぶれでの飲み会が続き、
これでは体を壊してしまう気がしました。

昨年に古稀を迎え、頑張るのは止めて
そろそろ若手を見守る立場になろうと自覚をし始めて、
全てを任せることに徹する心を構えたのでが、実行は難しいものです。
特に経営に対する緊張感が薄れ、
怠惰な一日が過ぎているようなので、
何か新しい目標を作りたいと感じています。

世界も日本も大変な時代を迎えている中で、
やはり如何なる環境にあろうと「夢」をもって
輝きながら過ごしたいと願っています。
そこで、夢物語として五つの話をしてみます。
そのうちの四つは先月25日から開かれたスイスでの
世界経済フォーラム(ダボス会議)に関連するものです。

一つ目は、たまたまラジオの番組で
「菅元総理がスイスのダボス会議に出席して、
今回の福島原発事故が大きな災害になった一番の原因は
津波によって全ての電源が破損された為である。
従って原発電源の安全に二重・三重のロックをかけて欲しい
というような、演説を世界に向かって発信する」という内容でした。
私はこれを聞いて、大変高い授業料であったが、
根本的改善(電源の絶対的確保)を世界に向かって発信する意義は
非常に良かったと思い、翌日の新聞(朝日・日経)を読んで
正しい知識を得ようと探しましたが、一行も見つかりませんでした。
何事も対処療法ではなく、根本原因を追究し
それを取り除くことが大切です。
そこから波及する問題が色々と浮かび上がってくるでしょうが、
管理面運営面の責任を追及するのではなく、
理想的安全マニュアルを作成し世界に向かって開示することが、
日本が今回の原発事故に対して出来る償いだと思うのですが。
緊迫した状況で、会議の議事録が無いなどと
あやふやにしないで検証して欲しいものです。

二つ目は、俳優の渡邊謙氏は東日本大震災でのボランティア活動を
積極的に展開していましたが、そこから学んだこととして、
悲惨な環境のもとで生きていく人々の絆が大切だとして、
「支えあい、分け合い、助け合う絆を大切にする新しい日本を
築き上げたい」とスイスのダボス会議で講演をしました。
日本の文化の発信です。
日本の慣習は世界中から称賛されているのだから、
私達はもっともっと自信と誇りをもって
日本再生に向けて頑張りたいものです。

三つ目は、富を独占する1%(資本主義経済体制の覇者)の人々に対して
99%の人達が不満の声をあげ始め、民間が自由な市場で競争する
従来型の資本主義と、中国や新興国などの国家資本主義との
新しい競争が始まり、従来型資本主義が劣勢になっていることです。
欧米を中心に経営者トップらが集うグローバル資本主義の総本山で
資本主義の在り方がまな板にのったように、
せめて日本の経営者は派遣社員制度での
賃金の格差是正に奔走してほしいものです。

四つ目は野田総理がテレビ会議システムで参加し
「持続可能な社会保障と税の一体改革に取り組み、
中央集権的官僚システムに新たな風穴をあける」と宣言しました。
今度こそ真剣に取り組んで欲しいものです。
「本当に出来るの?」素朴な疑問は私だけでしょうか?
でも世界に向かって発信してしまったのですから、
是非とも頑張って欲しいものです。
これも夢に終わらないように祈るだけです。

五つ目の夢は原発がいらなくなることです。
摩訶不思議なのは、2/24東電柏崎刈羽原発5号機(新潟)が
停止され、何と93%50基が停止しました。
それなのに停電になりません。
そして、このまま原発が再稼働出来なければ
今夏は11年夏並みの電力不足が
発生する可能性があると広報しています。
たしか30%が原子力に依存していたと聞いていたと思うのですが…。
原発が無くてもそれほど困らないのではと勘繰ってしまいます。
もっと私達国民が知恵と我慢強さ(電気の無駄遣いを止める)を
発揮すれば、先進国で唯一の脱原発国家になる可能性が
あるかも知れません。

[平成24年01月7日]no.622012年01月07日 08時44分33秒

新しい年が始まりました。
今年はどのような希望に満ちた国になるのでしょうか?

たまたま昨年の暮れにNHKの「さかのぼり日本史」で、
明治維新後の、特に大正から昭和初期における日本の
二党政治を振り返る番組をみました。
大正末期から昭和の初期での二大政党政治は、
自党勢力の拡大を計るために、
地方への利益誘導こそが票につながるので、
自分の政党数を増やし自分達の党を生かすことだけに専念した
政党争いに明け暮れたあげく、アメリカから発信された
世界恐慌が政治への不信を一層募らせていきました。
選挙に勝つために国民から離れ、非難の応酬に明け暮れ、
政党の思惑で連立ができず、自分達の権力闘争と相手の失政を
攻撃しあった二大政党の悲劇は大戦に向かって突き進み、
国を滅ぼしてしまいました。

今の政治劇をみていると、まるで約100年も前の政治と
酷似しているのは恐ろしさを感じます。
日本はどのようになっていくのでしょうか。
戦後一貫して民主主義こそがバラ色社会を生み出すものと教えられ、
アメリカを憧れの目標として身を粉にして働いてきた日本の将来が、
今は失業と格差に悩むアメリカだとしたら、
その姿が夢社会だったでしょうか?

日本は敗戦により生まれ変わることができましたが、
挫折した今の政党政治は
日本をどのような国家に変えようとしているのでしょうか?

東日本大震災と福島原発事故復旧費用は莫大な金額になり、
他分野の国家予算が削られ、郵政・防衛関連の知合いの会社も
予算を削られ苦しい経営を余儀なくされているようです。

従来の黒字会社は全体の三割を占めてしましたが、
去年は二割に減ってしまったそうです。
間違いなく不況が身近に忍び寄ってきています。

このような不透明の社会だからこそ、
私は自分の努力で「幸せを掴む」覚悟が必要だと思うのです。

箱根駅伝の往路東京農大5区走者が必死でゴールに向けて走る姿が、
あたかも苦しい中での中小企業経営者の姿にダブってしまい、
しかも観客は最後の走者を応援するべく殆どの人達は帰らず残っていたそうです。
このような素晴らしい応援団がいればこそ、
選手も完走できたものと信じます。
頑張る選手と最後まで応援した人達の関係こそ、
今の社会に必要とされていると思うのですが。

単に困っている人たちに支援の手を差し伸べるのではなく、
自分の力で必死に生きてその生き方を応援していくことこそ、
お互いが幸福を掴む姿勢だと思いますが…。


少し視野を広げようと iPadを購入しました。
使いこなすには程遠いのですが、その機能には驚きです。
大人の玩具みたいな感じで物珍しく、時間がたつことのはやいこと。
情報の検索能力は想像を絶する凄さです。
面白いので、どんどんのめり込まされていきます。
あたかも、フォアグラではないですが、
必要としない知識が手軽に一杯つめ込まれ、
知識だけの頭でっかちの人間が益々増えていきそうです。

世界も同じように二極から多極化、
言い換えると混沌とした無極化の世界へと移り始めています。
このような世界的政治不信のなかで、
日本の技術・製品の素晴らしさが改めて見直されているようです。
政治に右往左往しないで、しっかりとした技術の研鑽に
今年も頑張りたいと思っています。

[平成23年12月7日]no.612011年12月07日 10時51分57秒

最近のマスコミは野球情報で大忙しです。
ヤッパリと言いますか、東海大学の菅野智之投手は日ハムにドラフト一位指名されましたが、断って浪人人生を選択してしまいました。
小さい頃からの夢を叶えたいとのことです。マスコミ・評論家は一斉にドラフトの制度を踏みにじるものと批判的な傾向です。しかし、ドラフトの最初の精神は何だったのでしょうか?

巨人・大鵬・卵焼きといわれた大昔の話ですが、全ての野球少年は巨人を目指し、余りにも巨人がダントツに強いので、戦力の平均化を目指すために作られたのがドラフト制度だったと思うのです。それがいまや経営者側の権利であるかの様相を呈し、勝つことのみに専念していて、その姿は企業が利益のみを追求している姿とダブってなりません。規則を余りにも拘束的に運用すると閉塞感が生まれ、自由で夢のある未来は生まれてこないのです。大人は、青年達に夢を与え続ける立場でありたいと思っています。

巨人の老実力者渡邊氏と清武氏の争いにメディアは飛びついています。あれは争いではなく老人の害というか、権力を握った者の最後のあがきというか「人生のみっともなさ」曝け出してしまっています。

老害は昔からのことですが、11/26付けの天声人語で「主筆として大新聞を率いながら、球団のコーチ選びにも関わる精力は尋常でない▼ともあれ、有力メディアがかくも長く、一個人の絶大な影響下にあるのは穏やかな景色ではない。愛すべき大先輩だって、独裁者呼ばわりは不本意でしょう。独り言ながら、晴耕雨読という道もある。」と論破していました。その後も、渡邊氏(85)は巨人球団代表ゼネラルマネジャーを解任された清武秀利(61)氏を名誉棄損で提訴するという記事が載っていました。一般的には、85歳にもなれば、将来有望な61歳の苦労人を応援するのが「人としての道」だと思うのですが。

11/28「橋本維新ダブル選圧勝」は既成政党の政治運営への不満が爆発したようです。
政党政治(党としての見解を纏め、それを所属党員に同意を強制して他党と賛否を争う)運営が個人議員の少数意見を抹殺しながら、全てについて対決する姿勢が、普段の国民生活では世界が絶賛する日本人の「助け合い、支えあう」思いが自然の姿なのに、なにか別の世界で醜い争いを続けているように感じてしまいます。古くなった政治体質(どこかの主筆と同じ)を続けているので、一国民として「なんとか改善して欲しい」という願いが、新しい風になびくのも自然な姿のような気がします。