[平成24年03月7日]no.64 ― 2012年03月07日 08時39分42秒
東日本大震災と福島原発事故発生から一年が過ぎてしまいました。
原発本体施設の修繕は夢の夢物語であり、
瓦礫処理方法でさえも未だ解決策がみつからないようです。
自分の傍では危険だから反対という立場が多いのです(部分最適と全体最適問題)。
多分、世界中でも同じでしょうが、人間は
自分の近くにしか興味は湧かないようで、
自分さえ良ければそれで良いとする極めて自己中心型の考えの人が
多くなっているようです。
この自分さえ良ければ良いとする問題は解決不能の問題です。
マスコミは芸能ゴシップ/オセロ中島問題の追っかけとか、
原発再開にむけての東電擁護報道に
何時までも時間を潰すのではなく、
我儘な自治体(住民)に対して如何に全体最適方法
(瓦礫処理を多くの自治体で請け負うことが日本の再生を早める)の
採用に自然に向けるような社会的教育を実行して貰いたいものです。
これこそがマスコミしかできない使命だと思うのですが…。
ギリシャ問題にしても、国民は赤字にも係わらず
今まで奮発して貰っていた給与が、
急に減額されてしまう現実に対する怒りが爆発しているので、
騒動はなかなか収まりません。
第三者(EU)から眺めれば国の金庫にお金が無くなっていくのが
見えるのだから、国民はもっと自覚しろよと言いたいのでは…。
残念なことですが、国籍を問わず多くの人は先の心配をするよりも、
今という現実の生活を優先してしまうのでしょう。
そういう日本でも赤字国債が1兆円を越える今日、
社会保障費が右肩上がりのため消費税の増税案が
審議されています。
お腹が赤字で大分膨らんできているから
ダイエットが先だと、いや食欲をみたすのにお金が必要だから
増税が先だと意見が真っ二つに分かれて喧々諤々です。
どっちがよいのか分かりません。
仮定の話ですが二つの意見が相反する場合に
どうすればよいのでしょうか?
どこかの総理が(51対49でも正しいことは粛々と実行する)
宣言していました。
私はこの民主主義というあたかも正しいように見える方法が
間違い(只今発売中のダイヤモンド社発刊の私の著書
『あえて小さく生きる』\1,260.-参考…宣伝してしまいました)
だと思えてなりません。
49の意見は無視してはいけないのです。
ではその解決策は非常にシンプルです。
反対が49もあるのであれば強行してはいけません。
言い換えれば消費税の増税は、反対者を説得出来るまで
してはいけないのです。
経営的思考で考えれば、「出を制して入りを計る」が原則です。
これを「入りを計り出を制す」は破たんに進む経営者です。
「出を制す」とは現在の出を止めることです。
将来の約束では意味がないのです。
それでは、社会保障費の増加分をどうして賄うのですか?
これも回答はシンプルなのです。
増加分はいろいろと工夫をして押さえる第一案、
若しくはムダな経費を削減して必要分を捻出するという
第二案しかありません。
第三案があるとすれば、第一、第二の折衷案です。
これが欧米にはない和を大切にする日本文化なのです。
これは経済問題ですから簡単に答えがでるのですが、
政治の世界では全く違います。
政治家は選挙対策が全てに優先するので、
国民に如何に「リップサービス」をするか、
特に高齢化社会になっての年金既得権層への配慮が必要だと
思われていて、これから日本を背負う若者たちへの
配慮が非常に少なくなっています。
若者たちが希望をもって頑張れる社会に変えていきたいものです。
政治は権力闘争であり国民から離れた非常に難しい問題です。
原発本体施設の修繕は夢の夢物語であり、
瓦礫処理方法でさえも未だ解決策がみつからないようです。
自分の傍では危険だから反対という立場が多いのです(部分最適と全体最適問題)。
多分、世界中でも同じでしょうが、人間は
自分の近くにしか興味は湧かないようで、
自分さえ良ければそれで良いとする極めて自己中心型の考えの人が
多くなっているようです。
この自分さえ良ければ良いとする問題は解決不能の問題です。
マスコミは芸能ゴシップ/オセロ中島問題の追っかけとか、
原発再開にむけての東電擁護報道に
何時までも時間を潰すのではなく、
我儘な自治体(住民)に対して如何に全体最適方法
(瓦礫処理を多くの自治体で請け負うことが日本の再生を早める)の
採用に自然に向けるような社会的教育を実行して貰いたいものです。
これこそがマスコミしかできない使命だと思うのですが…。
ギリシャ問題にしても、国民は赤字にも係わらず
今まで奮発して貰っていた給与が、
急に減額されてしまう現実に対する怒りが爆発しているので、
騒動はなかなか収まりません。
第三者(EU)から眺めれば国の金庫にお金が無くなっていくのが
見えるのだから、国民はもっと自覚しろよと言いたいのでは…。
残念なことですが、国籍を問わず多くの人は先の心配をするよりも、
今という現実の生活を優先してしまうのでしょう。
そういう日本でも赤字国債が1兆円を越える今日、
社会保障費が右肩上がりのため消費税の増税案が
審議されています。
お腹が赤字で大分膨らんできているから
ダイエットが先だと、いや食欲をみたすのにお金が必要だから
増税が先だと意見が真っ二つに分かれて喧々諤々です。
どっちがよいのか分かりません。
仮定の話ですが二つの意見が相反する場合に
どうすればよいのでしょうか?
どこかの総理が(51対49でも正しいことは粛々と実行する)
宣言していました。
私はこの民主主義というあたかも正しいように見える方法が
間違い(只今発売中のダイヤモンド社発刊の私の著書
『あえて小さく生きる』\1,260.-参考…宣伝してしまいました)
だと思えてなりません。
49の意見は無視してはいけないのです。
ではその解決策は非常にシンプルです。
反対が49もあるのであれば強行してはいけません。
言い換えれば消費税の増税は、反対者を説得出来るまで
してはいけないのです。
経営的思考で考えれば、「出を制して入りを計る」が原則です。
これを「入りを計り出を制す」は破たんに進む経営者です。
「出を制す」とは現在の出を止めることです。
将来の約束では意味がないのです。
それでは、社会保障費の増加分をどうして賄うのですか?
これも回答はシンプルなのです。
増加分はいろいろと工夫をして押さえる第一案、
若しくはムダな経費を削減して必要分を捻出するという
第二案しかありません。
第三案があるとすれば、第一、第二の折衷案です。
これが欧米にはない和を大切にする日本文化なのです。
これは経済問題ですから簡単に答えがでるのですが、
政治の世界では全く違います。
政治家は選挙対策が全てに優先するので、
国民に如何に「リップサービス」をするか、
特に高齢化社会になっての年金既得権層への配慮が必要だと
思われていて、これから日本を背負う若者たちへの
配慮が非常に少なくなっています。
若者たちが希望をもって頑張れる社会に変えていきたいものです。
政治は権力闘争であり国民から離れた非常に難しい問題です。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://daikuron.asablo.jp/blog/2012/03/07/6366667/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。