[平成24年04月7日]no.652012年04月09日 08時21分35秒

旬の出来事は何といっても政局です。
雌雄を決した昔の関ヶ原の戦いの様相を呈してきています。
民主党(与党:徳川)と自民党(野党:豊臣)が丁度入れ替わった姿も…。
天下分け目の戦いは全国レベルでないと決まりません。

今の国会に18年ぶりに消費増税法案(3/30)を
国会に提出されたことで、議員さん達は消費税の是非を
討論しあいながら時間を着実に消化させています。
その間に緊急に解決しなければならない難問が
山積みにされています。
原発推進賛否・津波対策高地移転賛否・
地震対策推進賛否・放射能汚染ガレキと除染対策賛否・
東電の値上げ・復興の遅れ等々あるなかで、
何から始めるかの縦順番で整理すると、
なにから手をつけたらよいのか迷って、
迷っても皆(国民・官僚・議員)目分からないのです。
私達国民は、嗜好がそれぞれ違うので、
例えが非常に悪いのですが、大好きなお寿司を目の前におかれ、
雲丹・いくら・トロ・赤み・アナゴの食べる順番を
考えているようなもので、どれを一番と決めても
必ず反対の意見が出るので順番は決まりません。
言い換えると、不動の理念とリーダーシップを
備えた政治家がいないということです。
それが今の日本の現状です。

少し前にもあった戦いは、郵政民営化賛否の
全国区レベルの政治ショーでは小泉自由民主党が大勝して
日本を大きく変貌していきました。
今度は、消費税での決戦です。
消費税導入については、国会議員誰もが必要と
認めている現実があります。
国民でさえ分かっているのですが、
先ずは経費削減が先とするか、解散を先にするかで
ダダを捏ねている姿は面白いものです。
何れにしても、この後の選挙での
領地拡大(自派議員の拡大)を目指しての、
党籍離脱・役職離脱・派閥分裂等の国民を如何にして
自分に引き付けるかの演技の最中です。
亀井さん、小沢さん、野田さん、岡田さん、谷垣さん、
阿部さん等の出番と結果予想を楽しんで下さい。

野党である自民党が消費税10%を
前回の選挙で掲げてしまっていたので、
なにをいっても反対はできない筈なのに、
反対を主張の振りをしているとしか見えてなりません。
与党である民主党もマニフェストで
消費税の導入に反対しているにも係わらず
約束を反故にして導入の閣議決定を目指し、
小沢派が断固反対を唱えているのですが、
政治ショーに見えてなりません。

外国に目を転じると、デモ、ゼネストが多発しているのに、
日本は不思議なくらい冷静ではありませんか?
目くじらをたてて反対しているグループもあるでしょうけれども、
ゼネストといわれる反対運動は起きる気配もありません。
そう言われて改めて廻りの人達の反応はどんなものかと見回すと、
あきれる程興味を示しません。
ただマスコミが是非のアンケート調査の結果を
煽っているだけかもしれません。

よりによって、この混乱している時期に、
首都直下の地震を調べてきた文部科学省プロジェクトチームは
新しい震度分布図を公開し、各紙新聞に大きく報道されました。
東京では、江東区・江戸川区・大田区、
神奈川では川崎市・横浜市などの地名があがりました。
この住民達はどうすればよいのでしょうか?
これも、原発再開を大きく遅らせる手法かと勘繰ってしまいます。
何れも政治ショーだと割りるなど、
深く考えないで楽しむ方法を見つけて下さい。


今回は政治の話ばかりになってしましました。
ゴルフの話は、また次回。

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